![]() 「三島由紀夫没後50年記念冊子」 只今「三島由紀夫が来た夏」がご好評につき売り切れの為、34P刷りの特別冊子をおすすめしております。 (税込み 1,000円) 当主・横山郁代による三島氏との 思い出や当時のお手伝いさんから 聞いた三島家の女性たちのお話が 豊富な秘蔵写真と共に語られております。 ご興味の方は商品と共にお求めになると送料がかかりません。 ぜひ御一考下さいませ。 古き良き「伊豆下田」での貴重なエピソードも貴重な写真と共に満載
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![]() 三島由紀夫の来た夏 (三刷出来!)※現在品切れ中
自決前7 年間の夏を下田で過ごした三島由紀夫。本書は少女時代に三島と出会った著者、 横山郁代が、その交流を元に著した一冊。従来の三島像を一新するエピソードと未公開写真が満載! 内容紹介 「その時だった。急に三島さんが私たちの方を振り向いた。そして黒メガネを上にあげてアカンベーをしたのだ!」。これは、著者が初めて三島由紀夫を下田の町で見かけ、「追跡」したところのくだりだ。また、こんなエピソードも登場する。「小っちゃなビキニを着け、ターザンが着るようなワンショルダーの毛皮風水着を着て、ゆうゆうと浜辺を横切る三島さん…昭和43年当時、そんな水着を着ける人など誰もいない」 三島由紀夫は、自決の7年前から避暑のため下田の東急ホテルで夏の盛りの約一か月を家族と過ごすことを恒例としていた。伊豆急が開通し、瀟洒な東急ホテルが出来て、下田が熱海に次ぐ注目の地になっていたからだ。その間、売れっ子作家の行動が耳目を引かない理由がない。三島由紀夫は、映画館に行ってはやくざ映画を見て、高倉健になりきって映画館を出て行ったし、料理店では嫌いな蟹が出てくると後ずさり、小説の取材のために漁船に乗せてもらっては一般の人と気さくに語らった。最後の夏には、ホテルのプールで家族サービスをしていたことを多くの人が目撃している。 著者は下田の銘菓店・日新堂の横山郁代。三島は日新堂で作っていたマドレーヌを買い求めるために日参し、そこで出会ったのが当時15歳だった横山郁代だったのだ。 著者は、三島由紀夫との交流を中心に、さらに、当時のことを取材し直して原稿にまとめた。そこには今まで紹介されることのなかった三島由紀夫のお茶目で意外な素顔が描かれ、エピソードは枚挙に暇がない。三島由紀夫の小説の舞台となった場所も数多く登場する。ゆかりの地の写真・地図もふんだんに入っていて、「三島由紀夫を訪ねる旅」のガイド本の要素も加味されている。さらに、本書には三島由紀夫の未公開写真も数多く掲載している。一例としては、ビキニ姿で浜辺に横たわる写真だ。これまでに紹介されていないエピソードが満載で未公開写真も多数掲載。まさに、従来の三島像を一新する1冊だ。 横山郁代 昭和26年(1951)、静岡県下田市生まれ。実家は大正11年(1922)創業の日新堂菓子店。15歳の頃、下田に来ていた三島由紀夫に出会う。アメリカに語学留学をし、帰国後、東京で会社勤めをしながらジャズ修行に励む。昭和54年に結婚、帰郷し、夫とともに実家の菓子店とレストラン「ポルトカーロ」を引き継ぐ。ジャズボーカリストとして県内を中心に数々のライブを行う傍ら、エッセイストとしても活躍している。二男の母。 「http://www.fusosha.co.jp/books/detail/938」より |